タイトルコラムニスト

エクステリアの製図規格

今回は硬いテーマですが、お客さまにとっても、エクステリア業者様にとってもとても大切な題材かと思います。

みなさん家を建てたときなど、家の設計図をもらうと思います。御実家にも古い設計図などあったりするかもしれません。
その図面は見ると一定の決まりごとによって書かれています。
メーカによって書く線が違っていたり、建築家によってマークが違っていることはありません。
誰が見ても意味が分かる図面に統一されています。ですが、エクステリアに関しては新分野ということもあり、
表示方法があいまいなところが多々あります。その場合、人によって書き方が違ったり、
絵のような感じで設計図とは言い難い図面であったりする場合もあります。
そんな状態では受け取るお客様も、何が正解か、何が正確か分らず、誤解を生じたり、関連する建物や設備の関係者に対しても
伝わる図面とは言えないものがあります。
そこで、その矛盾を解決し、関係業界やお客様に正確に伝わる図面の書き方を整理し
エクステリアという分野の図面の標準化を図り、業界のベースアップをしようという目的で、
私も参加させていただいている「エクステリア品質向上委員会」が2年前に発足いたしました。

品質向上委員会では、エクステリア業界各社にお集まりいただき、勉強会を開いたり
製図はもとより、施工に関しても協議を重ねたりしています。
その一つの成果品として、この度「エクステリア製図規格」が発刊されました。
建築や土木の製図通側を元に作成された造園学会草案をベースにしたエクステリア製図規格(案)となっています。
上記の目的を達成するため、広く皆さんに知っていただき、
また、多くのご指摘をいただくと共に改訂を重ね内容の充実を図っていく予定です。
ぜひ、お手にとって見ていただければと思います。

製図規格
著作 エクステリア品質向上委員会
発行 社団法人 日本建築ブロック・エクステリア工事業協会 / 社団法人 全国建築コンクリートブロック工業会
⇒本の詳しい内容はこちらでご覧になれます

さて、今回ちょっと硬い内容でしたが、業界のレベルアップには欠かせない内容ですね!
他の女性デザイナーさんみたいに、人の住む環境を良くしようという思いは私も一緒です!
またコラムに関してですが更新も頻繁にはできませんでしたが、この度、産休に入る都合で、暫くお休みとさせていただきます。
女性としての経験を重ねて、一回り大きくなって帰ってきたいと思います。

穴澤麻衣子さんのプロフィール

穴澤麻衣子さん

大学卒業後、航空会社の客室乗務員として日本全国を飛び回る。 各地で史跡、公園、建築物をみて回り、福岡の複合施設に感銘を受けガーデンデザイナーを志す。 その後、エクステリア&ガーデンの専門学校を経て、造園施工会社に就職。 個人住宅から大規模分譲住宅、公共工事等の営業、設計、設計監理等に携わり、現在RIKにて、全国の造園会社やディベロッパーへ向けて、エクステリア・造園設計・街並計画・屋上庭園設計などを担当し、その数は年間200棟を超える。
一級造園施工管理技士
1級エクステリアプランナー
色彩検定2級
NESTエクステリア・ガーデン設計はnest


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