炉が切ってある茶室に面した庭園です。 茶道と華道の師範でいらっしゃる、奥様の選ばれた四季の茶花が、可憐に咲くお庭です。 華美にならずに、凛とした美しさを感じられる作庭を心がけました。 黒い石畳の延段は、水を打つと、なめらかな漆黒の光を放ちます。 お稽古に来るお弟子さんは、ここを通りながら、心の準備をされるのです。