3世代がお住まいで、ご両親が建てられた純和風の建物の外構をリフォームさせて頂きました。

・車と自転車の出入りをスムーズに
・玄関、離れに向かうためのアプローチを安全に歩けるように
といった、日常の動線を最優先した上で、建物の雰囲気に合わせた外構のリフォームをご希望でした。

既存の門柱、塀、庭を撤去し、駐車場として使える空間を確保し、カーポートを設置しました。
前の道が狭いので、幅を広めにしてゆったりと出入りできるようにしています。

玄関ポーチから道路までの距離が短いので、階段を設けて出入りしやすく、手すりを付けることで安全に歩くことができます。
結果、手すりは玄関前と駐車場を区切るアクセントにもなりました。

メインのアプローチと反対方向の通路は、コンクリートの刷毛引きでスロープにして、玄関ポーチのところまで段差を無しにしています。

門柱は大判サイズのTOYO S-800というブロックを積み、石の笠木でシンプルな仕上がりになりました。

将来的にメンテナンスが楽になるよう既存の植物を選別し、一部はを撤去し、一部は活かし、一部は新たに植栽しました。

純和風の母屋を活かしながらも、近代和風な外構に。とのご希望だったので、一見スタイリッシュに見せながら、石や木目カラーを取り入れて、建物の雰囲気とのバランスが乱れないようにデザインしました。