こんにちは!ガーデンプラットメディア・ライターのNaayaです。前回の「大人気のロックガーデン!おすすめの植物、石材は何?」に続き、今回はロックガーデンのDIYについて紹介します。ロックガーデンは、岩や石を使って作る庭園スタイルの一つです。ロックガーデンで使用したい石や植物を自分で選ぶことで、自分好みのオリジナルロックガーデンを作ることができます。
ロックガーデンの作り方
ロックガーデンをDIYする場合、場所選び、石材・植物・土の準備、土づくり、石の配置、植物を植えるの手順で進めていきます。
場所選び
ロックガーデンをDIYするにあたり、まずはロックガーデンに適した場所を選ぶ必要があります。ロックガーデンに適した場所の条件は「日当たりが良い場所」「風通しの良い場所」「水はけがいい場所」この3つが理想的な場所です。また、斜面や段差のある場所でつくると、立体感ができ、魅力的なロックガーデンに仕上がります。
石材、植物、土の準備
ロックガーデンを作るのに必要なものは「石材」「植物」「土」です。いずれも園芸店やホームセンター、オンラインショップで購入することができます。ただし、量が多いと持って帰るのが大変です。現物を見なくていい場合は、楽天やAmazon等のオンラインショップでも販売されているので、オンラインで購入し、宅配してもらうことをおすすめします。そして、購入ではなく、どこかで採取しようと考えている場合は、その場所のルールに従いましょう。自然公園法20条3項4号によると、国立公園は環境大臣に、国定公園は都道府県知事の許可を受けないと採取できないとあります。採取して良い場所か分からない場合は、法律違反になる可能性があるため、園芸店やホームセンターなどで購入することをおすすめします。
土づくり
ロックガーデンのDIYでは土づくりが重要です。まずは雑草などを取り除きます。取り除いた後は防草シートを敷いておくと、今後のお手入れが楽です。そして、ロックガーデンを作る場所では、水はけの良い土壌に整えましょう。土は培養土を使うと便利ですが、そのまま使うのではなく、軽石などを混ぜると水はけがよくなります。高低差を作る場合は、このタイミングで作ります。
石の配置
画像引用元:楽天市場
石の積み方に決まりはありません。ただし、整列して置いてしまうと自然な雰囲気が出せません。まずは、大きめの石をバラバラに配置し、隙間を埋めるようにして他の石を積んでいきます。その際、植物を植えるスペースを忘れないように確保して石を積むようにします。深く考えすぎるとかえって上手くいかないので、全体のバランスを把握しながら、あまり考えすぎずに石を積んでいきましょう。ただし、石の積み方が悪いと石が崩れてしまい、怪我につながりかねません。土を掘り下げ、石が固定されるように少し埋めて置いていきましょう。
植物を植える
土を入れ、石材の配置ができたら、確保しておいたスペースに植物を植えていきます。植物は生育環境にあったものを植えていきましょう。例えば、日当たりの良い場所や傾斜の高い位置に植える植物は、日光を好む植物や乾燥に強い植物を選びます。岩陰や日陰になるような場所であれば、日陰でも育つ植物にしましょう。また、石を多く用意できず、隙間ができてしまう場合は、グランドカバーがおすすめです。背が低く、空間を埋めてくれます。成長をしても石の高さを超えることはなく、隙間をぬって成長するため、ロックガーデンとの相性が良いです。
メンテナンス方法
せっかく作るロックガーデンなので、その美しさを維持させたいですよね。美しいロックガーデンを維持するためにはメンテナンスが必要です。定期的に水やりや石材の掃除、植物の剪定などを行いましょう。また、防草シートを敷いていたとしても雑草が生えてくることがあります。定期的に草取りや枯れた葉っぱを除去して美しいロックガーデンを保つようにしましょう。
まとめ
前回に続き、ロックガーデンについて紹介させていただきましたがいかがでしたか。私自身も実家のあいているスペースでロックガーデンを作ろうかなと書きながら想像してました(笑)
自分好みのロックガーデンを作りたい方は是非チャレンジしてみてください。
ライター:Naaya