誰もが一度は夢を見たことがある!?お庭にプールのある家。猛暑やコロナウイルスの流行で外出が億劫になりますが、自宅にプールがあればプライベートな空間で楽しめるので憧れます。プライベートプールにはそれ以外にも素敵なポイントがいくつかありますので、気になる施工費やコストとあわせて紹介します。
目次
自宅にプールがあるメリット
冒頭でも述べたように自宅にプールがあることで様々なメリットがあります。
プライベート空間で安心
自宅にプールがあると、人目を気にせずプールを楽しむことができます。自分たちだけの空間なので、子どもが遊んでいる姿が見守りやすく、着替えやシャワーなどもスムーズに行えます。そして、清潔で安全な水質を保てる点も魅力的です。
健康維持
スポーツジムにプールがあるように、プールは健康を維持できるというメリットがあります。プールでの水泳や水中ウォーキング、水中エクササイズは全身の筋肉を効果的に使えます。スポーツジムのプールは営業時間や混み具合などを気にしなければいけませんが、好きな時に好きなだけトレーニングができるのは魅力的です。本格的に水泳をする場合は広さのあるプールが必要ですが、水中ウォーキング等であれば小さなプールでもトレーニングができます。
貯水タンクとしての役割
プールは災害時に貯水タンクとして役立ちます。災害が起きたときは浴槽に水を溜めておくように言われていますが、家族の人数によっては浴槽にいっぱいの水を溜めたとしても数日で使い切ってしまいます。プールの場合は、それ以上に水を溜められて長期の断水があっても貯水タンクとして機能します。トイレなどの生活用水として使うことができるので、災害時や長期間の断水がある場合には重要なメリットとなります。
プールの施工費用
画像引用元:スペースガーデニング株式会社
プールの施工費用は一般的に300万円〜500万円かかると言われています。ガーデンプラットには500万円以上かかった施工例が多く掲載されていますが、樹木を植えたり目隠しフェンスを設置したりと設備追加があると追加費用が発生します。
プールのメンテナンス
画像引用元:株式会社ひまわりライフ《ひまわりエクステリア》
プールを安全に使用するためには、清掃や水質管理等の定期的なメンテナンスが欠かせません。
清掃
プールをそのままにしていると藻や汚れが溜まってしまうため定期的に清掃が必要です。1年放置された学校のプールの水が緑色だったのを思い出しました(笑)また、フィルターも定期的に清掃が必要です。不純物や汚れを取り除くことで水質を清潔に保つことができます。
水質管理
自宅のプールの場合、不特定多数の人が入るわけではありませんが安全に利用するには消毒が必要です。消毒をしていない場合、菌が増殖し、感染症などを引き起こしてしまいます。消毒は一般的に塩素を使用します。塩素を使用することで殺菌や微生物の成長を抑制し、水質を清潔に保つことができます。そのためプールの水が長持ちし、水を変える頻度を少なくできます。
プール槽の点検
プール槽の表面が割れたり膨らんだりしている場合、そこに水が浸入している状態です。そのまま放置してしまうと塗膜がはがれ、防水効果がなくなります。特にコンクリート製の場合は、塗膜が劣化すると内部の鉄筋が腐食してしまい、放置していると爆裂をという現象を引き起こしてしまいます。爆裂は大きなひび割れがある状態のことで、ここまでいくと補修では対応できない可能性が出てきます。また、紫外線やプールの水に入っている塩素の影響で少しずつ防水塗装が劣化していきます。表面が色あせてきたら劣化が始まっているサインです。施工会社へメンテナンスの相談をしましょう。
プールサイドの点検
人が良く歩く部分は塗膜が剝がれやすく劣化が早いです。塗膜が薄くなると防水効果がなくなります。また、日影や水はけの悪い場所では藻やコケが生えやすいです。既に生えている場合は塗膜の防水機能が落ちているサインなので早めにメンテナンスの相談が必要です。
メンテナンス費用
プールの大きさや水の入れ替え頻度などにもよりますが、水道代、電気代、薬剤代で1ヶ月あたり6,000円ほどかかります。水道代は塩素などの薬剤を入れることで水が清潔に保てるため変える頻度が抑えられます。電気代はプールのろ過装置の稼働に必要となります。薬剤は塩素など菌の繁殖を防ぐために必要です。
メンテナンスや費用面で自宅にプールがあるのは大変だと思いつつ、自宅にあれば健康の維持やプライベート空間で楽しめる点は素敵だなと感じました。自由な時間に好きなタイミングで使えるのも自宅ならでは。夜は雰囲気もあって憧れがさらに増しました!
ライター:Naaya