シンプルな仕上がりと、角地のため境界に囲いが欲しいということと、物置のスペースがご希望でした。

カースペースは、コンクリートコテ押さえとコンクリート洗出しを組み合わせた、文字通り、シンプルなデザインに。

アプローチの始まりは、ピンコロで縁をして、飛鳥砂利の洗出しの中に平板で模様を付け、「外の玄関」のような仕上がりです。
ポーチに続くアプローチは、バーナー仕上げの板石を使用。
コンクリートの中に、自然の素材を取り入れることによって、優しい印象が足されます。

アルミの角柱を立込み、表札を取り付けました。
その横にレンガとポストを組み合わせ、レンガ台には鉢が置けるスペースを設けています。
建物の模様とレンガ積のテクスチャが似ているので、一体感を出すことができました。
足元には大小様々のゴロタを敷き、全体的に直線的な中に崩しを入れて、面白みを出しました。

門柱の手前の空きスペースには、施主様がお好きな植物を植えられて、彩りのスペースとなります。

境界の塀は、2色使いにしました。
似た色なので、上段・下段の2色を強調しすぎず、外周だけ見てもオシャレだと思えるように仕上がりました。
物置テラスは波板を使い、雨風凌げるスペースとなりました。