新築住宅のためそのメーカーによる外構デザインと見積がありました。敷地配置計画もいまいちそのコンセプトが理解できない中、気の付く点をアレンジして提案、積算して工事を依頼されました。アプローチの階段がデザイン的にもインパクトがあり、高さもあります。メーカー提案の手すりは2段型の手すりです。うかつにこちらもそのまま見積しましたが、お会いしましたらお子様も小さくこれは危険と判断して、転落防止柵に変更させていただきました。植栽は予算の関係上一番先にカットされる場合が多いですが、あえてこの1本のシマトネリコはこのお住まいを最も引き立てる最大のものと考えお任せいただきました。その大きさから、玄関戸を開いたときに道路からの視線をやわらげながら、眺望の良い高い位置の玄関先をより気持ちよく演出できました。木下には丸太のベンチを置き僕たちの遊び場として街角の憩いの景色にもなることと思います。丸太も一本は立たせて捨てられたDVDディスクの“モダンな花”と化しませました。姫岩ダレやヒメツルソバで絨毯ができたとき、きっとそこに笑顔とはしゃぎ声が湧き立つことでしょう！！主庭もメーカー計画より道路側に広げ十分な日当たりを確保しましたのでキッチンガーデンやガーデニングでもやってもらえればご家族みんなが新しい何かを発見することでしょう。