気温も湿度も上がり、暑い日が続きます。咲き始めたグラジオラスや、良い香りを振りまいている満開のラベンダーを見れば、暑さなんて何のその・・・と言いたい所ですが、やはり暑いものは暑く、やっぱりこの季節苦手かもしれないと汗を拭きながら思うすでにバテ気味の私です。
今年はクーラーなしにがんばるぞと意気込んでいた私も、ハアハア息づかいの荒い愛犬の「もう駄目です」という表情と、イラストを描いていた紙がぺたぺた腕にへばりつき始めたのをきっかけに、とうとうクーラーのお世話になる事に。しかし、つけるや否やシャーーーーーーーーというすごい音にびっくり。すぐさま修理屋さんを呼んだのでした。で、原因はと言えば、中に入り込んでしまったテイカカズラのツルがファンに絡まっていたというもの。テイカカズラのせいで修理費がなんて思ってはいけません。なぜなら、自分で近くに植えたからです。室外機のそばにつる植物は植えるべからず。身を以て学んだ教訓です。
いつもの車の通り道、蓮田を横目に眺めるのが日課なのですが、最近だいぶ葉が上がって来たようです。見る度に思い出す我が家の熱帯性スイレン。冬の寒さの極限にチャレンジ!という庭の主の無慈悲な挑戦によって、今年はぴくりとも動かず。房総半島と言えども、やはり熱帯性が越冬するはずがなかったと確信、反省したのでした。しかし、今年は何かが違います。温室なしで上手く育つかチャレンジさせた胡蝶蘭、なんと花芽を伸ばして来たようです。チャレンジ以前に温室機能を持たない私にとって、特に寒さ環境に弱い胡蝶蘭の冬越しは大変な事で、正直な所あまり上手く開花した試しがありませんでした。なので、葉と葉のスキマからにょきんと伸び出した明らかに葉ではないそれを見つけたときの嬉しさときたら、表現出来ません。しかしこういった熱い思いは花に興味のない人にとってはただの黄緑の細い物となるそうで、反応もあまりよくなく、ただ一言「へー」。こういう嬉しさは一人自分の中で噛み締めるのが一番なのです。
最近エアープランツを飼い始めた私。エアープランツは土いらず、水入らずと思っている人、時々霧吹きそして1時間程の水浴びもしくは雨の業が必要なのをご存知でしようか。だからなんだか飼育と言った方があっているような。それで飼い始めたなんて表現を使ってみました。今日は雨が降るから少し雨にあててあげようかな?そろそろ霧吹きかけてあげようかな?植物達も愛をもって接すれば、答えてくれるものなのです。