ホームエクステリア・外構おすすめスタイル防犯対策はしていますか?安心・安全な住まいをつくる外構・エクステリアとは

防犯対策はしていますか?安心・安全な住まいをつくる外構・エクステリアとは

こんにちは!ガーデンプラットメディア・ライターのNaayaです。昨年から連続強盗事件のニュースが世間を騒がせています。それがきっかけとなり、防犯カメラの設置など、多くの方が対策をするようになりました。今、注目されている住まいの防犯対策について外構・エクステリアでできることを紹介します。

狙われやすい住宅の特徴


画像引用元:セキュリティのALSOK

皆さん、どのような家が狙われやすいかご存じですか?セキュリティ会社のALSOKでは、狙われやすい住宅の特徴の1つとして「死角が多い建物」が挙げられています。かつては、外部から侵入させないよう、ブロック塀などで囲み、中の様子が見えないようにすることが一般的でした。しかし、かえって死角を作ることになるため、近年では、ある程度見通しの良い状態が防犯対策になるとされています。

外構・エクステリアの防犯対策ポイント

敷地の条件や予算などによりますが、外構・エクステリア次第で、侵入しづらい環境を作ることができます。近年、各メーカーから防犯性能に優れた製品が多く展開されています。狙われやすい家の特徴を踏まえて、外構・エクステリアでできる防犯対策のポイントを紹介します。

フェンス・スクリーン


画像引用元:三協アルミ

防犯対策で1番重要なことは、不審者を侵入させないことです。外部からの視線を意識し、塀などを使ったクローズド外構を検討される方がいますが、内容によっては死角ができてしまい、かえって侵入者に狙われやすくなります。それでも、外部からの視線は気になりますよね。視界を完全に遮らず、侵入を防ぐ効果がある製品としておすすめしたいのが「フェンス」と「スクリーン」です。フェンス・スクリーンは、塀や柵のような役割を果たしてくれます。フェンス・スクリーンの中でも防犯面で特におすすめしたいのが「縦格子フェンス」です。縦格子フェンスは、足がひっかけにくいため、侵入しづらくなります。また、風通しが良く、採光がとれるので、ガーデニングにも最適です。ただし、フェンス・スクリーンともに高さのない製品は跨がれてしまうので、設置する際は高さに注意が必要です。

門まわり(門扉・インターフォン・照明・防犯カメラ)

人が出入りする門まわりは、特に不審者の侵入を防ぐ造りにする必要があります。門まわりでは、門扉、インターフォン、照明、防犯カメラなどの設置で対策が可能です。

電気錠付き門扉


画像引用元:YKK AP株式会社

門扉が無い場合、敷地内に容易に侵入が出来てしまうため、門扉の設置は不審者の侵入を防ぐ効果があります。不審者は、ドアや窓などの建具からの侵入が多く、フェンス・スクリーン同様、ある程度見通しが良い門扉は防犯性が高くなります。スリット状で敷地内が見える門扉などがおすすめです。また、侵入・脱出がしづらい構造の門扉もおすすめです。最近では、各メーカーから電気錠付き門扉が発売されています。電気錠付き門扉は、カードや暗証番号などで施錠・開錠することができるため、簡単に扉を開けることはできません。それだけでなく、外出先で鍵を閉めたか心配になっても、外出先から施錠・解錠の状態を確認することができ、閉め忘れた場合は外出先から施錠出来る製品も展開されています。

インターフォン

今では、ほとんどの家についているカメラ付きのインターフォン。最近のインターフォンはかなり優秀で、外出中にスマートフォンで来訪者の確認が出来たり、ボイスチェンジ機能が有ったりと防犯面でかなり優れています。

人感センサー照明

人感センサー照明は、人を感知したときに自動でライトが点灯するため、不審者に気づきやすくなります。なかには、録画機能や警報機能がついている照明があります。家の裏手など、人目が届かないところに設置をするのがおすすめです。

防犯カメラ

冒頭でも触れましたが、連続強盗事件が頻発したことで防犯カメラを求める人が増えたとニュースで耳にしました。最近はドライブレコーダーを取り付けるなど、何かと撮影できる機器が活用されています。死角を作らないことが1番ですが、死角のある場所には防犯カメラを設置し、不審者に狙われにくく、気づきやすい環境をつくることが大切です。

車庫周り(車庫用門扉・シャッター)

車を出し入れする駐車スペースも門まわり同様、侵入しづらい造りを重視したいところです。自宅に車を置いていても、車上荒らしや車の盗難事件が発生しています。駐車スペースに何もない場合は、簡単に敷地内へ侵入できるので、ターゲットにされやすいです。

車庫用門扉


画像引用元:リアガーデン

車庫用門扉には、跳ね上げ門扉や伸縮門扉、引戸があります。跳ね上げ門扉は、扉を上下に開閉する方式。伸縮門扉や引戸は、横にスライドする方式になっています。フェンスのように柵のような役割にもなるので、防犯対策としては有効です。

シャッター


画像引用元:株式会社LIXIL

シャッターも跳ね上げ門扉同様、柵の役割を果たします。侵入が出来ない構造になっているので特に防犯性が高いです。上図のように外に駐車させる場合、シャッターは死角を作らないタイプがおすすめですが、下図のようなビルドインガレージの場合は、完全に中が見えないタイプでも防犯対策になります。


画像引用元:文化シヤッター株式会社

ただし、下からこじ開けられたり引き破られたりして侵入されるケースがあります。防犯を意識して設置する場合は、防犯性能の高い建物部品を示す「CPマーク」が付与された製品がおすすめです。

CPマークについてはこちら

サービスヤード

サービスヤードとは、勝手口の周辺や洗濯物を干す場所など、家事用スペースのことを指します。人目のつきにくい場所になるので、侵入者に気づきやすい対策が必要です。防犯砂利を敷くと不審者気づきやすくなります。

防犯砂利

防犯砂利は、砂利を踏んだときに強い音が鳴る砂利です。通常の砂利より大きいめのサイズで、踏んだときに76デシベル以上の音が鳴ります。音が鳴ることで気づかれやすくなり、侵入者は警戒をするので、オープン外構やサービスヤードなどの目につかないエリアは特に防犯砂利がおすすめです。

まとめ

外構・エクステリアでできる防犯対策方法をご紹介しました。オープン外構、セミクローズ外構、クローズド外構のどのタイプでも、商品次第で様々な対策ができます。「死角を作らない」「侵入しづらい」「侵入者に気づきやすい」環境を作り、安心・安全な住まいにしましょう。

ライター:Naaya

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