外構を作るときに検討しなければならないこと。塀などで囲わず門柱やメッシュフェンスで境界をとるような「オープン外構」にするか、塀で敷地を囲い防犯対策にもばっちりな「クローズド外構」にするか。オープン外構のメリットは施工費のコストを抑えられることや圧迫感がないこと。防犯をしっかり堅牢な外構にしたい場合はクローズド外構を選びたいという方も。今回は圧迫感のでないクローズド外構のポイントを紹介します。
目次
圧迫感の出ないクローズド外構のポイント
建築外壁材と合わせる
塀の色や素材をできるだけ家の外壁材の同系色・同素材のものを選ぶのが圧迫感軽減のポイント。外壁も外構も同じだと余計にボリュームアップして見えるのでは?と思いがちですが逆なのです。
画像引用元 ウエシン
RC壁などで低めに、厚くして工夫
シンプルなRC壁はどんな建築にも合わせやすくモダンな印象に仕上がります。高さを高くしすぎず、低くして圧迫感を軽減しつつも厚くすることで中をのぞきにくくさせる効果があります。
画像引用元 whitegarden
塀の前に植栽を配置することで視線捌き効果
面積が広い塀はのっぺりとして圧迫感が生まれやすいです。高さの違う植栽(高木・中木・低木・下草類)を組み合わせてランダムに配置することで立体感やメリハリがうまれ、また視線捌きの役割にもなり圧迫感を軽減します。
画像引用元 京阪グリーン
目隠しフェンスは圧迫感が出にくい
もちろん素材や外壁との色の調和にもよりますが、フェンスは塀に比べると圧迫感がでにくいのが特徴です。厚みがないこと、塗り塀と違い抜け感があることが理由です。重厚感のあるクローズド外構よりは少し抜け感がある外構デザインのお好みの場合は目隠しフェンスで防犯対策を考えるとよいでしょう。
画像引用元 LIXIL
まとめ
重厚感がありかっこよく高い防犯性を兼ね備えたクローズド外構か、防犯対策もしつつ重厚感よりはさわやかさを感じることのできるフェンスを使ったクローズド外構か、悩んでしまいますね。個人的にはシンプルなRCの塀に植栽のグリーンの組み合わせがとってもかっこいいと思って見惚れてしまいます!