日本一暑い!で有名な熊谷と並んで暑いと有名な、岐阜の多治見市。多治見市を含む東美濃では昔からやきものが一大産業。東美濃は“セラミックバレー美濃”と打ち出し、やきものを中心としたブランディングプロジェクトもおこなっています。藤森照信さんの建築で有名な「モザイクタイルミュージアム」も人気スポットですよね。今回は多治見市の日東製陶所さんの工場見学にいってきました。日東製陶所さんは外構やガーデンに欠かせない様々なタイルを作成している老舗タイルメーカー。キュンとときめいた、デザイン性に富んだおしゃれな製品の数々をご紹介します。外構やガーデンだけでなく内装にも使えるタイルをたくさん見せてもらいました。タイルを使ってぜひ自分のオリジナル空間づくりの参考にしてみてください。
目次
カラバリ豊富。レトロだけどどこか新しい「レベリ」
あまりの可愛さに釘付けになった内装タイル「レベリ」。「古くからあるタイルの型を現代風に復刻したタイルです。古き良き焼きもののアンティーク調仕上げが空間にマッチ。」ということでどこか懐かしさを感じるレトロさですが、復刻版ということもあって色合いなどが洗練され、新しさも感じます。
画像引用元 レベリ|スワンタイル
レベリは内装材ですが、スワンタイルカフェでは塀にも使用していました。やきものならではの柔らかい色合いが植栽とのなじみもよくかなり空間をクラスアップしています。石との相性も抜群。
水彩のような透明感のあるカラーと立体的な模様の「エレガヌーヴォ」
繊細で透明感のある色合いとフラット×直線×曲線の模様のコーディネートが独特の美しさを醸すエレガヌーヴォ。
画像引用元 エレガヌーヴォ|スワンタイル
スワンタイルカフェのエントランスは一面エレガヌーヴォが施工してありました。透明感のあるカラーリングなので、圧迫感もなくまた模様があることでリズムが生まれ、壁がのっぺりせず空間がリッチな雰囲気になります。
シンプルモダン。洗練された空間になる「プリセラIPボーダーW」
個人的に青色が大好きなのですが、このプリセラIPボーダーWの青色が好きすぎて…!やきものの風合い、和を感じさせるカーラーバリエーション。細くシャープなデザインにすることでかなりモダンで洗練されたタイルとなっています。素敵すぎる…!
画像引用元 プリセラIPボーダーW
施工例。色を組み合わせても素敵…。
番外編。モザイクタイルミュージアム
多治見市にいったら絶対に行っておきたいスポット。モザイクタイルミュージアム。その名の通り、タイルの美術館で様々なタイルが見れます!建物の建築は藤森照信さん。のぼり窯をイメージした建築。中に入って階段から見ればより分かりやすいです。
大人気の映えスポットのオブジェ。装飾はすべてタイル!
タイルのある暮らしという展示で色々なシチュエーションに合わせたタイルの施工例の提案も見れます。ショールームみたいでめちゃくちゃ楽しいです。
タイルのポテンシャルってとっても高いんだなあ…と体感した一日でした。セラミックバレーとして美濃がもっともっと盛り上がっていきそうです!