ホームエクステリア・外構おすすめスタイルシンボルツリーは必要?シンボルツリーの役割と選び方、人気樹種の紹介

シンボルツリーは必要?シンボルツリーの役割と選び方、人気樹種の紹介

シンボルツリーが必要か。新築で家を建てるときや外構のリフォームをするときに悩む方が多いと思います。絶対にないといけないものではないですが、シンボルツリーが有ると無いとでは住宅の印象が大きく変わります。今回はシンボルツリーの役割や選び方、人気の樹木について紹介します。

シンボルツリーの選び方


画像引用元:D’s Garden(ディーズガーデン)

シンボルツリーとは、その名の通り、住宅のシンボルとなる樹木のことです。家の顔となり、シンボルツリーがあると住宅の見栄えがガラッと変わります。シンボルツリーは外から敷地内を見えにくくするなど、防犯面やプライバシーを保つのに役立ち、また、樹木の光合成により、空気を浄化する役割もあります。このようにシンボルツリーを選ぶときには、何に重きを置くのか考え選ぶことが重要になってきます。

選び方のポイント① 常緑樹 or 落葉樹

樹木は大きく分けると、「常緑樹」「落葉樹」2種類があります。常緑樹は、1年中、葉がついている樹木のことを指します。葉をほとんど落とさないため、目隠しとして使うことができ、防犯面やプライバシーを保つのに向いています。また、あまり葉が落ちないことでお手入れがしやすいです。落葉樹は、秋ごろに紅葉して葉が落ち、春になると葉がつきます葉が落ちることで掃除は必要になりますが、季節感が感じられます。また、日があたることで冬でも暖かく、室内も明るくなります。

選び方のポイント② 高木 or 低木


画像引用元:パパの手間いらず庭づくり+

木の高さによって印象が変わってくるので、高さ選びもシンボルツリー選びのポイントです。明確な基準は無いですが、3m以上が高木で3m未満を低木といいます。高木は、年数とともに樹木が高くなるのが特徴です。新築時や子どもが生まれたときに記念樹として植樹すると思い入れのある樹木になりますね。ただし、大きくなっていくことでスペースを取っていくので、植樹する場合はスペースのある場所がおすすめです。低木は、成長をしてもあまり大きくならず低いままであることが特徴です。背が低い分、お手入れがしやすいです。住宅のシンボルとなるので、シンボルツリーは主に高木が選ばれますが、お庭の規模によっては低木が向いている場合もあります。

選び方のポイント③ 単幹 or 株立ち


樹形には「単幹」と「株立ち」があります。単幹は根元から1本の幹で立っている樹形のことをいい、幹が太く成長が株立ちより早いです。1本の幹で立っているのでずっしりとした見栄えで地面への風通しが良い樹形です。一方、株立ちは根元の幹が複数に分岐して立っている樹形のことをいいます。複数の幹に栄養が分散されるため、生長が穏やかで剪定などのメンテナンスが楽です。また、広がって育つので目隠しの役割になります。

選び方のポイント④ 日当たり

樹木には日なたが好きな樹木と日陰が好きな樹木があります。シンボルツリーを置きたい方角が南側の場合は、日が当たりやすいので日なたが好きな樹木を選び、北側の場合は建物で影になりやすいので日陰が好きな樹木を選ぶようにしましょう。

選び方のポイント⑤ 住宅や庭のテイストに合わせる


画像引用元:株式会社ガレージライフ GARAGE LIFE CO.,LTD-GARAGE LIFE IS YOUR SMILE.-

南国風な住宅にはヤシの木、和風な住宅にはモミジやサクラといったように、その住宅や庭のテイストに合わせた樹木を選ぶとマッチして馴染みます。

人気のシンボルツリーと施工例

これまではシンボルツリーの選び方についてご紹介しました。いったいどのような植物がシンボルツリーに選ばれているのか施工例といっしょにご紹介します。

シマトネリコ


画像引用元:外部空間デザイン・グラン株式会社

シマトネリコは常緑樹の樹木です。5月下旬から7月にかけて小さな白い花を咲かせます。成長が早いので、年に12回の剪定が必要ですが、初めから大きなサイズで植える必要が無いため安価で植えられます。ただし、寒さに弱いため寒冷地には向いていません。

アオダモ


画像引用元:株式会社 清光園

アオダモは落葉樹の樹木です。花も幹も美しく、その樹形が人気の理由です。開花時期は4月~5月で小さな白い花を咲かせます。環境適応性が高く、北海道から九州まで広く自生します。また、病気に強く丈夫な木なので、病気の心配もいりません。

ソヨゴ


画像引用元:株式会社エルヴェグリーン

ソヨゴは常緑樹の樹木です。緑の実がつき、10月~11月には熟れて赤色になります。病気や害虫、日陰や乾燥に強いのが特徴で、成長が遅いので手入れも少なく済みます。ソヨゴはシンボルツリーと人気ですが、常緑樹の中では少し価格が高めです。

オリーブ


画像引用元:ファミリー庭園株式会社 滋賀店

オリーブは常緑樹の樹木です。葉の美しさがシンボルツリーとして選ばれる理由の一つで、1年を通して葉を楽しむことが出来ます。オリーブの実の収穫したい場合は、2品種以上のオリーブが必要です。

ヤマボウシ


画像引用元:北ガーデンプロデュース有限会社

ヤマボウシは品種によって落葉樹と常緑樹のものがあります。特徴はなんといっても手裏剣のような4枚の花びらです。開花時期は5月~7月と長く楽しめます。花の色は白色ですが、品種によってはピンクの花のものもあります。秋には甘い実がなり、ジャムなどに加工するなど食としても楽しめます。

イロハモミジ


画像引用元:株式会社大興

イロハモミジは落葉樹の樹木です。モミジといえば、和風のお庭や外構にしか似合わないのでは?と思ってしまいますが、洋風のお庭にも馴染みます。秋には紅葉し、季節が感じられるのも魅力の一つです。比較的お手入れが楽ですが、剪定をする場合は雪が降る時期を避け、葉を落とした後の休眠期に行います。

まとめ

シンボルツリーとして人気の樹木と施工例を紹介しました。どの施工例もシンボルツリーがあることで、殺風景な感じや寂しさは感じられず、改めて緑の華やかさや存在感を実感しました。他の植栽との組み合わせ次第で雰囲気も変わるので、是非ガーデンプラットで施工例をチェックしてみてください。

ライター:Naaya

エクステリア・
お庭のイメージ
2万件以上

全国のエクステリア設計・施工業者が最新の施工例を掲載!カテゴリ・予算別に好みのエクステリア・外構・ガーデンの施工イメージを検索!さらに頼みたい業者さんとマッチングも可能!

ガーデンプラットで施工例を見る

ガーデンプラットメディアとは

全国のエクステリア・お庭の施工店が探せる
「ガーデンプラット」のメディアサイトです。