近年、住まいのスタイルとして注目を集めている「平屋」。広い敷地で採用されることが多く、エクステリアは重要な要素です。その広い敷地を活かした平屋のエクステリアがガーデンプラットには多数掲載されています。この記事では、平屋に求めるエクステリアやガーデンプラットに掲載されている平屋のエクステリア施工事例の一例を紹介します。
目次
平屋とは
平屋とは、1階建ての住宅のことを指します。現代ではスマートフォンやゲーム機等、個人で楽しめる要素が多くあり、家族団欒する時間が昔と比べて少なくなりました。平屋だと1フロアなので、家事をしながらでも家族やペットに目が届き、子どもを安心して遊ばせられたり、家族とコミュニケーションがとりやすかったりと平屋ならではのメリットがたくさんあります。また、階段が無いのでバリアフリーや老後に安心して住めるという点も人気の理由になっています。
平屋は外とのつながりを意識する人が多い
Magazine for MUJI LIFEに掲載されている平屋を建てることになった際にやってみたいこと、取り入れたいことのアンケートによると「ウッドデッキを取り入れたい」「リビングと庭をつなげて使いたい」「庭やテラスでバーベキュー」といった外とのつながりを持ちたいと回答した人が多くいました。
参考及び画像引用元：Magazine for MUJI LIFE
最近は広いベランダを取り入れるマンションも増えてきているように、奥行が広く取れることで開放感があり、一体感が生まれるのでトレンドになっています。平屋も同様で、内と外の繋がりをもつことで開放感や一体感が生まれ、広さを感じることができます。また、外との繋がりをもつことで洗濯物を干したり、庭との行き来がしやすかったりと動線の良さも取り入れたい要因のひとつではないでしょうか。
平屋のエクステリア施工事例
平屋は1階しかないため、２階建てや３階建ての住宅と比較すると高さが低くなります。そのため、高さによる見栄えの良さが出せないので家全体の印象を決定づけるエクステリアはとても重要な要素です。平屋のエクステリアはどのようなデザインがあるのかガーデンプラットに掲載されているデザインの一例を紹介します。
コの字型の平屋
画像引用元：エクステリアデザイン神戸
紹介したアンケート結果で１番回答の多かったウッドデッキ。こちらはそのウッドデッキを取り入れた施工事例です。コの字なので、こちらの物件では4ヶ所からウッドデッキへアクセスが可能となっているとのこと。広さもあって家族で過ごしやすい空間になっています。
平屋と立地を活かしたお庭
画像引用元：家庭 – イエニワ-
こちらもウッドデッキがあるお庭です。L字のウッドデッキが設けられており、ウッドデッキから広い芝と海を眺めることができます。施工写真の左側に少し映っているのはブランコで、子ども部屋の前に設置されているそうです。右奥には南国を思い浮かべるようなロックガーデンがあり、ウッドデッキから見る景色がとても素敵です。
ファイヤーピットのあるお庭
画像引用元：株式会社 風知蒼
こちらは200坪以上ある敷地の広さを活かした平屋のエクステリアです。大判タイルのテラスやウッドデッキ、ファイヤーピットがあり、その時の気分にあわせていろいろなところからお庭を楽しめるようになっています。また、ウッドデッキは広く取られていることで外との繋がりがあり、お部屋の開放感もありそうです。
平屋にあわせた水平ラインのデザイン
画像引用元：株式会社ユーアート
こちらは平屋に合わせて水平ラインのデザインを活かしたエクステリアです。芝のスリットやコンクリート、フロート階段のラインが建物と調和し、統一感のあるデザインになっています。フロート階段は敷地の高低差を活かすために取り入れられたようで、ラインライトを入れて夜の演出も考えられています。
外部からの視線はフェンスと樹木で目隠し対応
画像引用元：アウテリアタイガー株式会社
こちらは建物のデザインに合わせて柔らかい印象のあるデザインになっています。ご近所の方からも「素敵ね！」と声をかけていただいたそうです。曲線の門柱やフェンス、植栽が道路からの目線を遮ってくれています。門柱の奥にはガーデンルームが設置されており、内と外の繋がりが意識されたエクステリアになっています。
平屋のエクステリア施工事例の一例を紹介しましたが、いかがでしたか？どの施工写真も内と外のつながりが意識された造りになっていました。年々平屋が増えてきているので、検討されている方にとって少しでも参考になっていると幸いです。
ライター：Naaya
