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2.敷地の整備・工事に必要な設備の設置する（仮設・土工事）

 仮設工事（かせつこうじ）

一時的な施設や設備の工事の費用のこと。
例えば足場や養生、仮設トイレ等です。
段差のある玄関にポーチをつくるまで仮設の階段を付けるなど、工事内容や敷地の状況によって工事内容が変わります。

 土工事（どこうじ）

敷地を埋め戻したり均したりする整地することや、構造物のために根切りや地業をする時に発生する費用のことをいいます。
工事によっては手掘りで行ったり、掘削機械を使って機械掘りをします。

 水盛り（みずもり）

工事前に水平をとって印をつけることをいいます。

 遣り方（やりかた）

工事に先立ち、杭や水糸などで構造物の位置を表示し、施工の目安にすることをいいます。

 掘削工事（くっさくこうじ）

構造物の基礎をつくる前にあらかじめ掘っておく工事のこと。機械や手掘りの方法があります。

 機械損料（きかいそんりょう）

工事に使用する機械や器具類の償却費や整備費、修理費などの費用のこと。

 回送費（かいそうひ）

工事に使用する機械を現場まで運ぶ費用のこと。
運送業者や配達距離によって価格が異なります。

 残土処分（ざんどしょぶん）

掘削や整地で残った土のこと。要らない土を処分するには費用がかかります。
土の質が良くて量が少しならば植木鉢用に残しておくなど、工事店と相談することもできます。

 埋戻し工（うめもどしこう）

掘削した場所の土を元に戻す工事のこと。工事のことを工と略すことがあります。

 整地工事（せいちこうじ）

敷地を平らにならす工事のことです。

 搬入土（はんにゅうど）

真砂土などの綺麗な土を敷地の土の上に入れる工事の費用です。客土ともいいます。

 ～見積明細書の見方～

見積書明細書(見積内訳書)とは、見積書に表示された金額をさらに詳細に明記した書類のこといいます。
どのような工事がいくらで行われるか工事ごとに金額を大まかにつかむことができます。
それぞれの工事がどのようなものなのか、内容を確認しておきましょう。

撤去工事	工事を行う前に既存の設置物の撤去する。
仮設・土工事	敷地の整備・工事に必要な設備の設置する。
塀・土留工事	敷地から土が流れ出ないようにする。
門工事	門柱や門塀を設置する。
土間・アプローチ工事	玄関まで道筋、階段、駐車場を設置・舗装する。
金物工事	門扉やポスト、照明などを設置する。
庭工事	庭石などを据え付ける。
植栽工事	樹木・下草などを植える。
その他工事	それ以外の工事。
諸経費	お客様との連絡や現場へ資材を運ぶ。

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