我が家のジューンベリーも暦を分かってか、ちゃんとジューン(6月)に実を赤く染め始めました。ワイルドストロベリーも、すでにかわいい赤い実をぶら下げています。 しかし、同じベリーでも我が家の大株ブルーベリーに至っては、今年はさっぱり実がついていません。大収穫に浮かれた昨年夏は、その後イラガの大襲撃に遭い、あれよあれよという間に丸坊主状態に。そこまで放っておいた私がいけないのですが、やはり光合成がたっぷり出来なかったからでしょうか。今年はほとんど花をつけませんでした。 先日無農薬有機栽培を実践しているブルーベリーの摘み取り栽培家さんの所を尋ねたので、そくこのイラガ対策を質問すると、冬のうちに株元に作った彼らの繭を片っ端から潰すとの答え。虫との賢いおつきあいは、すべてタイミングに尽きるという事ですね。
そして、庭の片隅で急成長する、謎の植物。あれ、こんな植物植えたっけ?自分で植えておきながら、すっかりその存在を忘れる事って結構ありませんか?考えても分からない時は、開花を待つのが一番。そしてついに咲きました!!ん??この黄色い姿はまるで待宵草?いえいえ待宵草は夜咲く物ですが、こちらは昼から咲いています。実際の所は、エノテラ・レモンドロップ。確か購入したときは小さなポットにかわいく納まっていた健気な印象だったのに、今や「しっかり根付きました〜」とばかりに上にも横にもかなり乱れて広がっています。咲いたそばから切り戻して花瓶に生けました。まだまだどんどん咲きそうな勢いです。
種を蒔こうと思っていたけど既に6月、既成の苗も出始めた朝顔。でも、今年は播く必要がなさそうです。なぜって、こぼれ種からしっかり芽が出て成長中の小さな苗達をたくさん見つけたから。しかも!!昨年初めて手にした「変化朝顔」のいくつかです。変化朝顔?という方は下のイラストをご参照下さい。キーワードは、メンデルの法則と遺伝子。どんな花が咲くか今からとっても楽しみです。
すでに自分で作っているというよりは、自然の営みの一部になりはじめた我が家の庭。
でも意図しない所で勝手に進化し続ける所にまた楽しみがあるんですよね。え?そればっかりになっている?案外庭と主の関係なんてそんなものです。