8月~牧野富太郎植物園に行きました!

高知の駅に降り立つと、高々とそびえ立つ坂本龍馬の銅像。駅からはバスに乗って五台山まで向かいます。はるばるやって来たその目的は、坂本龍馬!!いえいえ、念願だった高知県立牧野植物園に行く為です。日本の植物分類学の父と言われる植物学者、牧野富太郎博士の業績を讃えて作られた植物園です。牧野博士が名付けた植物をはじめ、土佐の植生、そして2010年にオープンした温室施設「碧の宝石箱」などなど盛りだくさんで、たーくさんの植物に出会いました。念願だっただけに、一人心の中で大興奮でした。

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早速月2回開かれるという「ふれあい植物観察会」に早速参加。その名の由来や、見頃の植物など解説付きで園内を散策する事ができました。参加者は常連さんやリピーターが多く、初めての人の方が少ない程。この間参加したときはこうだったよねーとかそんな会話が「うらやましい!!」ここにしょっちゅう通える方は、本当に幸せ者!だと思います。

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そして建築がかっこ良いのはもちろん、お遍路路があったり、サギのコロニーが見れる展望台があったり、この植物園は、本当に奥深いのです。園内にそびえ立つ牧野博士の右手には・・・え?キノコ? キノコを持った銅像は初めて見ました。私にとっては高知駅前で見た、龍馬さんよりこっちのキノコを持っている博士の像のが、ずっと衝撃的でした。大きさから言ったら向こうだけど、衝撃度から行ったら、こっちですよね。(って誰も競っていないとは思うのですが・・・) そしてここの園内のカンナで作られるカンナの焼酎なども販売されていて、限定3000本(一年)。思わず買っちゃいました。なかなかこれがおいしいのです。

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季節のイベントや展示はとても面白そうなものばかりだし、今度は違う季節にまた来たいなと再来園を心に誓うのでした。

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  • 武蔵野美術大学卒業後、造園会社に勤務、多くの庭づくりに携わる。
    現在は拠点を房総に移し、イラストレーター、ガーデンデザイナーとして活動中。
  • 著書「トカイナカに暮らす」(草土出版)
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