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エクステリア・外構のカラーコーディネートテクニック

エクステリアや外構は家のまさに「顔」に当たる部分ですから、色選びや素材選びを間違うと住宅そのもののイメージを左右しかねません。建物の色や素材との調和を合わせるのは当然ですが、エクステリア・外構部分の色合わせも重要です。覚えておけばパースの見栄えもよくなり、また出来上がったエクステリアも素敵になるカラーコーディネートテクニックをご紹介します。

(1)同一色相のカラーコーディネート

ほぼ「橙色」系の同一色相でまとめられた例です。同一色相のコーディネートは非常によくまとまりますが、メリハリがなく面白みにかけるので植栽でカラーアクセントを加えるのが必須です。

こちらも同一色相でまとめられた例。スリットにタマリュウ、コンクリ部分に細かい石貼りを入れたことでアクセントになり、まとまりを感じさせながら、機能性とデザイン性が両立しています。

(2)類似色相のコーディネート

黄色系と橙色系、2つの近い色相を組み合わせた例です。アプローチの床面は白に近いグレーですが、無彩色なので配色の構成上カラーバランスが崩れることはありません。

こちらも黄色系と赤橙系のタイル貼りの類似色相に仕上がっています。青緑色のトレリスも黄色系の類似色にあたるので、違和感のない色調になっています。

(3)補色のカラーコーディネート

補色とは色相環で正反対に位置する関係する色の組合せのことです。

赤茶系と緑系の、補色のコーディネートですが、緑色が淡いのと、赤茶のれんがを色ムラにすることでよくまとまった例です。生け垣のグリーンは非常に彩度が高く鮮やかですが、住宅の外壁と同系色なので違和感がありません。

赤橙系と青緑系の色彩構成。枕木の固いイメージを植栽の配置で柔らかくしています。

ぜひ、同一色相のコーディネート、類似色相のコーディネート、補色のコーディネートを取り入れて、パースやプランをより魅力的にしあげてみてください。
参考文献:エクステリアの色とデザイン / 松下高弘著

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