ホームエクステリア・外構のお手入れ水道光熱費を抑えてエコな暮らしを実現するためには

水道光熱費を抑えてエコな暮らしを実現するためには

2022年から世界情勢や原油価格の高騰により物価上昇、水道光熱費が高騰しています。
2023年6月1日から大手電力会社7社よりさらに、電気代の値上げが実施されました。
各家庭の使用状況や電力会社の料金設定にもよりますが、昨年と比較しても約20%~45%程度電気代が上がると見込まれています。この値上がりは一体いつまで続くのか…予想もつきませんが毎月の家計を圧迫することは間違いありません。
様々な工夫をしながら、支出を抑える必要がありますので、今回はエクステリア・ガーデンの光熱費ってどれくらいかかるのか?エコでローコストを実現するにはどんなことができるのかをご紹介したいと思います。

画像出典元:日本生命|新社会人のための経済学コラム

住宅全体で考える水道光熱費

1ヶ月の水道光熱費がどれくらい?

総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)4月分月次結果(概要及び統計表)(PDF:197KB)※2023年6月6日公表」によると2人以上の世帯を対象とした水道光熱費の総世帯全国平均は1ヵ月当たり約26,419円です。5ヶ月連続実質増加傾向で、主な増加理由としては、やはり電気代です。皆さん自身のご家庭支出と比較すると多いでしょうか?少ないでしょうか?節約する上では家庭の支出合計やその内訳を把握することからはじまると思いますので、便利な家計簿管理アプリを使って2,3カ月程度、記録してみましょう!

節約→省エネ→創エネを目指すには

皆さんは「ZEH(ゼッチ)」という言葉をご存知でしょうか?これから家を新築または、リフォームを検討中の方は、このキーワードを耳にするといっても過言ではありません。
2014年4月より国会で「エネルギー基本計画」が議論され、エネルギー基本計画(令和3年10月閣議決定)において、「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」とともに、「2030年において新築戸建て住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す」とする政策目標を設定しており、地球温暖化対策計画(令和3年10月閣議決定)においても同様に政策目標を掲げています。
※ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス):年間の1次エネルギー消費量がネットでゼロとなる 「住宅使うエネルギー≦創るエネルギー」になる住宅を指します。
節約することすなわち、省エネルギーであること、そしてこれからは自宅でエネルギーを創ることへと変化しています。

情報引用:SUMO|ZEH住宅とは?補助金がもらえる条件や、光熱費、メリットデメリットを解説【2022年度版】

一般的に知られているのは、高気密性窓・ドア・換気システムを導入して熱効率をよくしたり
太陽光発電システムの設置により電気を作れば、光熱費を削減することもできます。
初期投資には費用もやむを得ないですが、長い目で見ると安い投資といえると思います。
太陽光発電した電力は、家庭でそのまま消費することもできますが、発電量が使用量を上回った場合、電力会社へ「売電」することもできます。以下サイトを参考にしてみて下さい。
経済産業省・資源エネルギー庁|売電できる事業者

エクステリア・ガーデンライト (照明器具関連)の使用料金

節約、省エネを考えると住宅内のことに目が行きがちですが、屋外の水道光熱費って毎月どれくらいかかるがご存じでしょうか?住宅の外観を美しく見せたり、意匠性や防犯でエクステリア・ガーデンライトを設置する方も多いかと思いますので、参考にご紹介します。
お住まいの地域や契約している電力会社、水道局によっても異なるのであくまでも目安としてお考え下さい。
例)東京電力…基本料金 (10Aにつき)295.24円、電力量料金 (1kWh) 30.00円 (料金のご案内)
       ※最低月額料金目安(1契約) 321.42円

エクステリアライト (照明器具関連)

■タカショー|エバーアートポールライト 拡散光 ガラスブロックタイプの場合
12V/24V:3.6W ¥27/月 、100V:4.6W ¥35/月 ※1基あたり

画像・情報出典元:エバーアートポールライト 拡散光 ガラスブロックタイプ

■LIXIL|12V 美彩(Bisai)ローポールライト透過型の場合
12V:3.0W ¥19/月 ※1基あたり

画像・情報出典元:12V 美彩(Bisai)ローポールライト透過型

■オンリーワンクラブ|プリモ ポールライト スクエアスリムの場合
12V:0.3~2W ¥2.6~17/月 ※サイズにより1基あたり消費電力変動あり 
画像・情報出典元:プリモ ポールライト スクエアスリム

置き換えでエクステリア・ガーデン光熱費をダイエット

天然芝→人工芝


自宅の庭スペースに芝生を敷くという選択をされる方が多いと思います。天然芝か人工芝か…迷うところです!維持管理という観点から言うと「人工芝」をお勧めします!
天然芝は施工費用は安いのですが、冬以外は水やりが必要になります。加えて芝刈りもしたりとなると料金がかさんでしまいます。

【人工芝 維持管理料金相場】
10坪程度を想定
水やり 約1,500~2,000円/月
芝張り 約12,000円~18,000円/回 
情報出典元:ミツモアMedia

シェード(日除け)・オーニング→グリーンカーテン(壁面緑化)

ウッドデッキや庭に日除けとしてシェードやタープを設置することが多いかと思いますが
夏場は特に強い日差しを和らげて、エアコンの消費電力を抑えること省エネにもなります。
DIYで取付可能な商品相場は3,000~10,000円前後と比較安く、ホームセンター入手できます。
専門業者の施工が伴う商品は250,000~500,000円(施工費除く)と約10倍近くとなります。
少しでも室内で快適に過ごすため、電気使用量、エアコンの消費電力を抑える工夫の1つにグリーンカーテンがあります。主につる性の植物をネットやフェンスなどに絡ませながら育てた緑のカーテンは、直射日光を遮ってくれるだけでなく、葉の蒸散作用で空気を冷やし、外からの目隠しの役割も果たしてくれます。ゴーヤやキュウリ等実がなる植物にすれば、節電に加えて、収穫という副産物も楽しめます。
情報出典元:サントリー|グリーンカーテンの作り方・花や野菜のカーテンにおすすめの植物

立水栓→雨水タンク(雨水貯水槽)


屋外に水道があれば掃除や植物への水やりにとても便利です!様々なメーカーから可愛らしいデザインやスタイリッシュな立水栓が発売されています。商品相場は約25,000~50,000円と幅広いです。オプションで様々な機能をつけることにより便利に使うことができますが、設置費用や水道代はかかります。水道代を少しでも抑えたいという場合には雨水タンク(雨水貯水槽)をお勧めします。文字通りに雨水をタンクに貯めて再利用します。貯めた雨水は、ガーデニングの水やり、夏の打ち水など様々な用途に使えて水道代の節約にもなります。最近では、地震や異常気象などの自然災害時の断水対策、防災グッズとしても注目を集めています。
さらに、多くの自治体で、雨水タンク(雨水貯留槽)の補助金(助成金)制度があり購入時の負担も軽減される可能性もあります。
画像出典元:楽天|レインジャーニー

まとめ

一年間を通して、住宅内外問わずに水道光熱費は日々の生活に直結する重要な要素です。節電、省エネ、創エネとできることから無理のない範囲ではじめましてみましょう!
ライター:LV Canis(エルブイ カニス)

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