ホームエクステリア・外構工事自宅の駐輪スペースを計画する際に取り入れたいポイント

自宅の駐輪スペースを計画する際に取り入れたいポイント

大人から子供まで所有できる自転車は、所有している数が多いほど駐輪スペースを広く取ります。そのため、駐輪スペースは外構計画においても重要な要素のひとつです。駐輪スペースのデザインの美しさはもちろんのこと、動線など、利便性も大切にしたい部分です。今回は、駐輪スペースの計画で取り入れたいポイントや施工事例の一例をご紹介します。

駐輪スペースの確保


画像引用元:TAC建築士講師室ブログ

自転車1台あたりに必要な駐輪スペースは幅60cm、奥行190cmが基本です。子ども用の自転車がある場合も成長に伴い自転車の大きさが変わるので、幅60cm、奥行190cmのサイズで台数分のスペースが必要となります。また、バイクの場合は、さらに広めのスペースが必要となります。

自転車やバイクの出し入れの動線

駐輪スペースは、自転車やバイクの出し入れがスムーズにできるような動線を考えて計画する必要があります。周辺の障害物が邪魔にならないような動線や出し入れの際に歩行者と接触することが無いかチェックしましょう。


画像引用元:ガーデンスタジオ株式会社

こちらはオープン外構の施工例ですが、駐輪スペースから外までの動線上に遮るものが無いのでスムーズな出し入れができます。また、門塀の裏に駐輪スペースがあるので、正面からは目隠しになります。


画像引用元:株式会社エクステリアうだがわ

オープンとは逆のクローズド外構の場合は、門扉を開けて駐輪スペースと行き来することになりますが、こちらの施工例のようにスライドドアタイプにすると、乗り入れがしやすくなるのでおすすめです。


画像引用元:株式会社ハヤシグリーンテクノ

高低差のある物件で道路レベルで駐輪スペースが確保できない場合は、階段の横にスロープを設けるなど、自転車の移動が楽になるような工夫することで、駐輪スペースをつくることができます。

駐輪スペースに適した場所


画像引用元:魔法の庭ティエラ (丸石株式会社)

自転車やバイクは日常的に使用することが多いため、玄関付近にスペースを設けると出掛ける際や帰宅後、すぐに乗り降りができ便利です。また、買い物した荷物を近くまで楽に運ぶことができる点もメリットとなります。その他、洗濯物を干す場所や花壇などは日当たりの良い場所を選びますが、駐輪スペースは日当たりが良くなくても問題がありません。逆に紫外線による色褪せを防ぐことができます。

駐輪スペースに使いたいエクステリア商品

駐輪スペースに使いたいエクステリア商品を紹介します。

サイクルラック


画像引用元:Kプランオフィス

サイクルラックは自転車を収容するためのラックです。タイヤをラックに入れて固定できるため、強風が吹いても自転車が倒れず傷つきません。ただし、タイヤのサイズによっては入らない可能性もあるので設置する際はサイズに注意しましょう。

サイクルポート


画像引用元:D’s Garden(ディーズガーデン)

サイクルポートは、自転車やバイクが雨で濡れないように防ぐことができるため、サビ防止に役立ちます。また、紫外線や汚れから守ることもでき、自転車やバイクの耐用年数を延ばすことができます。自転車カバーやバイクカバーでも守ることはできますが、毎回カバーを被せるのは手間に感じる人もいる多いはず。そのような方にはサイクルポートがおすすめです。

バイクガレージ


画像引用元:KAZUKEN CO.LTD

こちらは、バイクガレージの施工例です。サイクルポートの場合、雨風などから完全に守りきることはできませんが、倉庫の場合は、四方が囲まれているので大切な自転車やバイクを完全に守ることができます。

駐輪スペースの施工例

ガーデンプラットに掲載されている駐輪スペースの施工例の一例を紹介します。


画像引用元:D’s Garden(ディーズガーデン)

こちらは外構のリフォームをされた物件です。玄関付近に駐輪スペースが設けられています。道路までの動線をみたときには障害物がなく、また、スロープで緩やかな勾配を取っているため、スムーズな自転車の出し入れができます。


画像引用元:株式会社うるま建設

こちらの物件では、防犯性を高めるために、自転車置き場に照明をつけられたようです。夜になっても明るく、スペースも広く確保されており、床面がコンクリートなので駐輪がしやすくなっています。コンクリートは駐輪のしやすさだけでなく、雑草対策も兼ねているとのことです。


画像引用元:有限会社エクステリア倶楽部

こちらは、ヴィンテージ風の自転車置場を希望されていたお施主様の希望を叶えた施工例です。サイクルポートを取り付け、周りをフェンスで囲み、雨風や飛来物から自転車を守ることができます。倉庫が全体の雰囲気に合わない場合や予算的に難しい場合等はこのような駐輪スペースでもいいですね。

まとめ

駐輪スペースの確保は、自転車やバイクを乗る人には欠かせない要素です。動線や利便性を考慮し、日々の生活がより快適なものとなるように計画をしましょう。

ライター:Naaya

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